先週のことですが、以前当院でカウンセリングのみを受けておられた患者さんが
来院されました。カウンセリングを受けられた当初、包皮に炎症があったのにもかかわらず軽い気持ちで来られていて治療はまた後日にしますとお帰りになったのですが事態はとんでもないことになっていたのです。炎症が何度も繰り返したことによって亀頭直下に重度の締め付けができており痛みや痒みを感じるようになっていたのです。こうなってしまうと治療の選択がかなり狭まってしまい最悪の場合手術ができなかったり、高度な治療しかなくなってしまいます。幸いこの患者さんはそうなる直前でしたので手術自体はできました。しかし当時よりは状態が悪くなっていたので手術方法の変更を余儀なくされてしまいました。術後患者さんがおっしゃっていましたが、あの時に治療をしておけばよかったなぁーと笑って帰られました。ですので放っておいても悪くなることはあっても良くなることはありませんし何よりも患者さんの体への負担にもつながります。